内容証明が送られてきたら

内容証明郵便を受け取った時にとるべき対応についてご説明いたします。

このページの目次

  1. 内容証明郵便が送られてきた場合
  2. 必ず返事をしなければいけないの?
  3. 「返事がなければ認めたものとみなす」と書かれていた場合

1. 内容証明が送られてきた場合

突然、あなたの元に内容証明郵便が送られてきました。

驚きますよね。

まずは落ち着いて、よく読んでみてください。

本当に内容証明は突然に届いたのでしょうか。何か心当たりはありませんか?

もし心当たりがあるのでしたら、内容証明で書かれていることが事実かどうか、確認してください。

もし書かれていることが事実で、あなたが約束を破っているような事実があれば、誠実に対応する必要があります。ご自身で手に負えなそうでしたら、早めに弁護士さんなどにご相談されてください。

弁護士さんの知り合いがいない、という場合も多いと思います。たいていの役所では、弁護士さんによる無料法律相談を実施していると思いますので、無料相談をとっかかりに弁護士さんに依頼されるというのも一案です。

2. 必ず返事をしなければいけないの?

送られてきた内容証明を読んでみると、「○○日以内に返事を~」、または、「内容証明で返信を~」などど書かれている場合があります。そのような場合、相手が言うように、一定期間内に返事をしなければならないのでしょうか。

内容証明には、強制力はありません。書いた内容を証明してもらえる特殊な郵便ではありますが、基本的にただのお手紙です。

もちろん例外もありますが、必ずしも相手の言うとおりにしなければならないわけではありません。

書面ではなく、口頭で伝えた方がよい場合もあるでしょう。または、返事そのものをしない方が良い場合や、返事をするべきではない場合もあるかもしれません。

注意していただきたいケースとしては、相手が、内容証明で回答するように言ってきた場合です。

そのような場合、相手は、あなたから内容証明で回答してもらうことによって「証拠作りをしようとしている可能性」があります。

内容証明で回答すると、回答した内容が証拠として残るので、相手にとっての証拠にもなるのです。

この点には十分に注意をしてください。

判断に迷う場合は、やはり弁護士さんなどに相談し、法律にもとづいて判断してもらうことをお勧めします。弁護士さんであれば、裁判になった場合も想定して対応してもらえます。

私たち行政書士は法律トラブルには関与できないことになっています。適切な相談先は弁護士さんです。

3. 「返事がなければ認めたものとみなす」と書かれていた場合

こういうケースもあります。

たとえば、「本書面が到達してから7日以内に返信がない場合は、◯◯についてあなたが承認したものとみなします。」などと書かれているケースです。

こんなことが書かれていると、「返事をしないとまずいな」という気持ちになってしまいます。そこで慌てて返事の手紙を送ってしまうと、これは相手の思うつぼです。

「返事をしなければ認めたことにする」なんていうのは、相手の一方的な言い分です。あなたに返事を出させるための作戦でしょう。

特殊な例外はありますが、基本的に、返事をしなくても認めたことにはなりません。

ただし、相手とトラブルになっていて何とか解決したいとお考えであれば、何らかの形で話し合いをしていかなければ解決に向かって進みません。

あなたが約束を破っている状況であればなおさら、返事を出す・出さないということとは別問題で、誠実な対応が必要です。相手の弁護士さんから内容証明が届いているようなケースでは、放っておくと裁判に持ち込まれる可能性もあります。

弁護士さんとよく相談をして、適切な対応をされてください。

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